風水とは

「風水」って一体なんなの?風水入門編


「風水」って一体なんなの

20年ほど前に、開運術として風水が一躍大ブームになりました。今でもその人気は根強く、家を新築される方や引っ越しを考えている方にとっては、間取りや引っ越し先を決める重要な要素になっていることが多いのではないでしょうか。

また、今住んでいる家は風水的にどうなんだろう…?と気になっている方も多いのではないかと思います。そこで今回、「風水」についてまとめてみましたのでぜひ参考になさってください。

中国4000年の歴史の中で生み出された風水

風水の起源について

では風水とは一体どこでいつ頃生まれたものなのでしょう。それは遡ること紀元前1600年〜紀元前1046年「商」時代の中国になります。現在の江南省の安陽あたりにあたる殷墟から、亀の甲羅や牛や鹿などの動物の骨が発見されています。

これは、亀の甲羅や動物の骨に小さな穴を開け、熱した金属の棒を入れることによりひび割れを起こし、その割れた形によって土地に建物を建ててよいかなど、様々な事象を占ったものです。これが風水の起源とされています。

風水の語源について

では風水の語源とはどこから来ているのでしょうか。晋代の風水師である「郭璞(かくはく)」によって、風水説の基礎文献となる「葬書」がまとめられました。

そこに「気は風に乗じて散じ、水に区切られればすなわち止まる。古人はこれを集めて散ぜじめず。これを行いて止めるあり。ゆえにこれを“風水”という」という記述が残されています。これが風水という名前の語源となりました。

運気と風水の関係を知る

占いと風水の違い

そもそも風水とは古代中国の思想で、都市、住居、墓などの位置の吉凶をはかるために用いられてきた、気の流れを物の位置で制御する思想のことをいいます。つまり風水とは、環境を整えることによって運気を安定させたり向上させたりすることを目的としている環境整備学なのです。

そこが占いとは違うところで、占いはこれから起こることをなにがしかの手段で予測するにすぎませんし、変えることもできません。ですが風水とはたとえ自分の置かれている環境が悪かったとしても、自分で努力して環境を整えることによって変えられるものなのです。

たとえば、風水上大切な場所の一つである玄関も、ちょっとした工夫で良い方向に整えることができます。気になる方は、こちらの記事を御覧ください。

超簡単!玄関をちょこっと見直すだけで風水UP

風水とお掃除の関係

風水といってよく耳にするのが、鬼門にこれがあってはいけない…とか、この方角にこれを置いてはいけない…といったものだと思います。もちろんこれらの事項も、これから風水を知っていく上では重要ではありますが、それよりももっと重要で基本的なことがあります。

それは“お掃除”です。ゴミの溜まる場所には悪い気が溜まります。掃除の行き届いていない家は気の巡りが悪くなります。

つまり風水による環境学以前に、普通に暮らす上で不快でない環境というのが何よりも大事なのです。

どこを重点的に?

風水上、お掃除が大事だということはすでに記述しましたが、家の全てを毎日綺麗にするというのは、どんなに時間がある人だとしても難しいことですし、一日の殆どを掃除に費やすというのでは本末転倒な話です。では家のどこを重点的に掃除すればよいのでしょうか。

まず、家の中でいちばん大事な場所だとされているのが“玄関”です。玄関は全ての運気に関わってくると言っても過言ではありません。

またその次に重要なのが“水回り”です。主にキッチンは金運、洗面所は美容運、お風呂は健康運と仕事運に関わると言われています。毎日玄関と水回りの全てを掃除するのは大変だと思うので、せめて一日に玄関と水回りのどこか一か所でもいいので、掃除をする習慣を身に着けることができればいいのではないでしょうか。

まとめ

風水と聞くと、細かくて面倒で他力本願的なものという印象を持っていた方もいるかもしれませんが、基本的に風水の考え方というのは「環境をよくすることによって自分の運を上げる」ということに尽きると思います。

風水とは、自分で努力して変えていけるもの、という認識を持てば、風水がより身近に、そしてより自分にとってより実利的なものであるということがわかるでしょう。